上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 |
Trackback(-) |
Comment(-)

二条にある大丸さんのどらやきです。
おじいちゃんおばあちゃんの世代には、「大丸の和生(わなま)・清月の洋生(ようなま)」と並び称されたお菓子の老舗。
北見に長く住んでいて、食べたことのない人はいないんじゃないでしょうか。
できたてが食べたくて、朝並んで買い求める方もいるという逸品です。

とりあえず、直径9.0cm。
あれ?志賀甘栄堂と同じですね。
どら焼きって9cmって決まってるものなのでしょうか。

皮はしっとり、ふわっとしています。
餡は粘度高めで艶のあるつぶ餡。
そういえば先日、北見の歴史に詳しい方と話していたら、大丸さんの逸話を伺ったので雑記。
昭和40年代、食品衛生学を専攻していた小樽商科大学・長谷部亮一教授(後の学長)が北見を訪れた際、大丸さんを「北海道・東北地方随一の菓子店」と賞賛されていたとか。
味はもとより、徹底した品質管理や、多くの名店が原価の安い中国産小豆を採用する中、あくまで地元小豆を使い続けた原料へのこだわりに感心されていたようです。
今でこそ「地産地消」という言葉が一般的になっていますが、そんな概念が無い時代から貫かれている菓子一徹の企業理念。格好良いなぁ。
会計の待ち時間に振舞われる梅こぶ茶。
お釣りのピン札。
手書きの熨斗。
客として受けるサービスの端々に、確固たる経営哲学を垣間見る事ができるお店です。
菓子処 大丸
【住所】北見市北2条西2丁目
【電話番号】0157-24-2816
【営業時間】8時30分~18時30分
【定休日】火曜
地図はこちら
| HOME |